金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

英『エコノミスト』誌のウェブ(無料)版と紙(雑誌)版の微妙な差

英『エコノミスト』誌の1月1日号にどうしても読みたいページがある。知り合いが定期購読しているのでポイントを尋ねたところ記事のウェブ版のコピーを送ってくれた。ただ、ご厚意に感謝しつつも仕事で使うので自分で買わなければまずいと思い昨日丸善丸の内本店に電話。「早くても10日か、11日には・・・」「13日にそちらに出向く用事があるので(飲み会ですとは言わなかった)間に合いそうですね」。

今日のお昼「丸善丸の内本店の〇〇です。ご注文いただいた雑誌届きました」「ありがとうございます。では遅くとも13日までに取りにお伺いします」で電話を切ったが、記事内容はわかっているとは言え、ウェブ上に掲載されていても紙で読めるのかどうか、もしかしたら次号ということはないのか、記事内容は同じなのか(僕は定期購読者ではないので、引用するとしたら紙版しか使えない)・・・気になってしようがない。そこで午後5時に仕事を切り上げて家を出る。大手町で降りて丸善の4階へ。雑誌を買って開き、記事を確認してホッとする間もなくまっすぐ地下まで降りて帰宅しました。18時半。

今日の経験で分かったことが二つある。

①少なくとも『エコノミスト』誌は、ウェブ版(無料で見られる場所)と紙版のタイトルが微妙に違うという点。無料版のタイトルは私の知りたいポイントが微妙に外れていた。これは意図的だなと同誌のビジネスセンス(というより商売根性?)に感心した。

②自宅から丸善本店に行って帰ってくるのに90分でした。

いずれにせよ、紙版を買って記事の内容を100%確認できたのはよかった。これで堂々と使えます。

僕の不躾な問い合わせに即応えて必要な記事のコピーをお送りくださった友人のKさんに感謝。丸の内丸の内本店の迅速な対応にも感動(なにしろ昨日の今日でしたから)。