金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

40年ぶりに辞書を買う(2022年5月)

2年ぐらい悩みに悩んだ末、実に久しぶりに紙の辞書を買いました。

『コンパスローズ英和辞典』(研究社)

紙の一般英和辞書を買ったのは恐らく40年ぶりぐらい。奥付の次のページに「2022年5月17日購入」とボールペンで書き入れました(先ほどの書き込みに若干追加しました)。

ズッシリと重い2300ページ。KODで単語や熟語の訳語や説明は見て(使って)きましたが、1冊の本として読んだことはない、というか、そもそも辞書を一冊の本として読んだことはほとんどありません(国語辞典の「読み」に挑戦して挫折したことは何度かあります)。これまで買うのを逡巡してきたのも、KODの中で「辞書の一つ」として参照してきたものを、わざわざ一冊買って意味があるのか?という点だった。

ただ、KODで時に見つける本書の面白い解説を読んでいるうちに、できるかどうかは別として、「読んでみようか」という気が盛り上がってきた。衝動買いではなく、2年考えた上での決断なので、公開はしないだろうと思ったわけです。

辞書としての使用は今後もKOD中心になると思うので、本書を様々に開いて、眺めて、いろいろ読んで、「辞書から学ぶ」ことに挑戦してみたいと思います。

中古でも新品並みやで~。さすが辞書(使わない人は一切使わないので実に綺麗です)。

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