金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

新しいノート(2016年5月)

5月24日(火)

おはようございます。

[昨日の自分]

起床:4時15分
体重:76.4kg、体脂肪率24%、体脂肪量18.3kg
前日比:-0.6kg、+2%、+1.4kg
ピーク:体重は79.0kg(3/6/16)脂肪量は19.9kg(12/7/14)
間食: ショートケーキ半分
運動: ウォーキング4.5キロ。9068歩
翻訳ストレッチ:『国家は破綻する』『ここがヘンだよ日本語練習帳』『誤訳の構造』、『幸せの戦後史』の計55分。
翻訳時間:9時間55分
就寝:22時40分

昨日は夕方までソースクライアントK社のレポートを訳して夕方にウォーキングといういつものパターンでした。そのK社から午後にメール。「月曜日提出予定の日曜日午前中に納品していただくことは可能か?」今度の土日は管理組合の団地総会があるが何とかなるだろう。今回だけということを確認の上「喜んでお受けします」。

その2時間後、「日曜日ではなく土曜日夕方までに3回に分けて納品はお願いできないでしょうか?」。訳す英文は某社の巻頭エッセイ。何かあったな、と思いつつ「無理です。パワーポイントではあるまいし」という趣旨の丁寧なメールを送るとすぐに担当者のLさんから電話。「Lさん、お子さんの運動会?」まずはそう思ったので尋ねると爆笑された上で事情を説明してくれた。

要するに「土曜日はやむを得ないが、日曜日はなるべく出勤してくれるな」ということなのだ。「あたしは全然平気なんですが、管理部門がうるさいんですよ」。

この会社全社員が1年に1回1週間連続の休みが義務づけられていたり(その間にパソコンの中身を全部調べられるらしい:私的な交信はしていないはずなのでプライバシーはない、との判断か)、自分の家から自分のアドレスにメールを送信できなかったり、どんなに安い接待でも相手、相手との取引状況、取引金額と比べた場合の接待(される金額の適否)などを事前に報告しなければならないなど、セキュリティー(っていうのかな?)がかなり厳しい。

もっともLさんも元フリーランスの翻訳者なので、エッセイをバッチで納品することのナンセンスさをよくわかっている。わかった上で最後の仕上げの責任はLさんが負うという約束で土曜日のバッチ納品に同意した。

今日から営業日誌49冊目に突入。独立した2002年9月1日から全部取ってあります(2008年のJTFセミナーの時に5~6冊持って行き回覧しました)。毎回ノートが使い終わると使い終わった日を表紙に書き込むのですが、1年半ノートを使ってくると、表紙にはボールペンでは何も書けなくなります(ツルツルになる)。こういう時に鉛筆のありがたさがわかるなあ、と思いつつ古いノートに鉛筆で「2016年5月23日まで」と書き、新しいノートにはボールペンで「2016年5月24日から」と書いたところ。100枚のノート、見開きで3~4日分使うので、これから10カ月ほどこのノートのお世話になります。

ノートの表紙を開いた所には、これまでいいなと思った文章を手書きで写している。

たくさんメモってあるうちのひとつをご紹介。

「嫌われることがオリジナリティ
みんなにもてようとすると失敗する
ブレストしてもいいアイデアは出ない
ニーズを追うと、つまらなくなる
大切なことは他人に相談しない」

栗原幹雄

・・・というわけで、本日も皆さんにとって素晴らしい1日となりますように!!

(後記)5年前のFBをほぼそのままコピペしました(翻訳筋トレ→翻訳ストレッチに書き換えてあります)。今、ノートは58冊目。独立初日、つまり2002年9月1日からずっと続けています(2021年5月24日記)。