金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

「できると思うから挑戦するのではなく、やりたいと思うから挑戦する」(イチローさん):2018~2020年の今日(3月24日)に出会った言葉

(1)2020年3月24日  ·
日本の女性は一度は断るのがエチケットと考えて、微笑を浮かべて小首をかしげたのである。それはあくまでもたてまえでありエチケットである以上、相手を傷つけまいとして曖昧な微笑になるのは、これまた日本人としてみれば至極当然なことではあるまいか。相手の意思を尊重し、相手をたてて自分をそれにあわせるというのが、日本人の対人関係における基本姿勢なのである。
(棟 明郎著『思考訓練の場としての現代国語―受験国語』(育文社)p21)
本日の言葉: 引用文は、現代国語の問題文(加藤周一「中国の屋根の反り」)を「『現代国語』の名にふさわしい、格好の評論文だ」と評した上で解説した、その解説文の中の一節。棟 明郎さん(本書の著者)は、引用文のような読み取り方をすることが現代国語だと言っている。まさに日本の現代国語は「忖度する力を養う」ものなのだな、と思って非常に興味深いと思った。

(2)2019年3月24日  
「新しい世界に挑戦することは勇気がいる。成功すると思うからやってみたい、できないから行かないという判断基準では後悔を生む。できると思うから挑戦するのではなく、やりたいと思うから挑戦する。(そうすれば)どんな結果でも後悔はない」 
(「日米球界の革命家 イチロー引退」昨日付日経新聞

(3)2018年3月24日  
プロフェッショナルとは・・・
継続した人で、かつその中でチャンスをつかんだ人だと思います。継続しているとチャンスがやってくるんで、その中で努力してるとつかめると思うんで、継続です ― ユーチューバーHIKAKIN
 (NHKプロフェッショナル 仕事の流儀「新しい仕事スペシャル」2018年3月19日放送 。再放送は未定)