金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

基本例文の暗記は「あしたのためにその1」と同じ。

28周り目となる『表現のための実践ロイヤル英文法―英作文のための暗記用例文300』(旺文社)は、日本語の一文字目をみただけで僕はほとんどの英語をスラスラ言えてしまう。ということはつまり、この日本語表現に関する限り、僕はネイティブ並み(「この場合は、こういう言い方をする」レベル)にかなり近づいているということ(たとえて言えば、丹下段平から手渡された「あしたのためにその1」の指示通りに練習して試合に出たら、「ジャブだけプロ並み(あとはど素人)」と力石を驚き呆れさせた矢吹ジョーの左ジャブみたいなものである(たとえが古くてスマぬ))。

同時にそれは僕の頭の中で「なぜ、こう言うのか?」に対する意識が低下していることも意味する。そのことを昨日明確に意識した。小倉弘さんの本『例解 和文英訳教本(文法矯正編)』(プレイス)は「そこ」を丁寧に解説してくれている本、という感じだ。

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