金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

「最後に結果を決めるのは執念だ」: 10月31日に出会った言葉

(1) 2020年10月31日
自分のできないことをどんどんつぶしていって、できることを増やしていくのが仕事の人もいるんだけれども、でもあえてそこをせずに、できないことをそのままにするっていう覚悟の決め方、そういう立ち位置もひょっとしてあるんじゃないか。
そういうふうに思えたら、すごく楽になる人はいっぱいいるんじゃないでしょうか。
ヨシタケシンスケ著『思わず考えちゃう』(新潮社)p94)

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僕が引用文に共感できるのは、情けないけど自分が年を取ってきたからかなと思う。若い頃はもっとガツガツしていたので。著者のヨシタケさんは僕より13歳若いにもかかわらず、子どもを観察しながらこういう心境に達しているのはさすがだなあと感心する。

(2) 2019年10月31日
技で表現される高峯さん。気持ちで表現される八千草さん。良い悪いではなく、俳優には2つのタイプがあるんです。
仲代達矢さん「八千草薫さんを悼む ずっと初々しくて花のよう」 2019年10月31日日付朝日新聞

(3) 2018年10月31日
この前、つかこうへいのお芝居を見たら、此の世で一番怖いのは「狂った女と、男の嫉妬」というセリフが残った。
北川悦吏子さん 2018年10月30日付朝日新聞POLAの広告より)

(4) 2017年10月31日
最後に結果を決めるのは執念だ。
香川愛生の駒音だより「今も忘れない恩師の言葉」2017年10月31日付朝日新聞34面)