金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

「モチベーションが下がった時こそ君の真価が問われる」:出会った言葉(昨年~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(95)

(1)昨年の今日
新品は傷がつくまで、ちょっとまだ心許せない感じみたいなこと、ありますよね。ものに対してもそうだし、人に対してもそうだし、そういう価値観の揺れ動きって、おもしろいですよね。
ヨシタケシンスケ著『思わず考えちゃう』(新潮社)p82)
*新しい物を本当に好きだと、傷つけたくなくて使えないうちに時間が経っていく、でも一つ傷がつくとホッとして使い慣れていくみたいな心の揺れをヨシタさん。しかもそれは人間関係にも言えるかも、というのは面白い視点だと思いました。
https://www.amazon.co.jp/dp/4103524510

(2)3年前の今日
味で見る人の評には、要を尽くしている割合に案外聴くべきところが少ないが、感じで敲かれるとどこか痛く身に応えるところが在る。濱田庄司
……「味」はある程度まで狙って出せるが、「感じ」は違うと、陶芸家は言う。「味」に蘊蓄(うんちく)を傾ける粋人ではなく素人の感想がこわいのは、「離れて自身の角度でぶっつかって」いて、作家の知らない「未成の標準」を突きつけてくるから。随筆集『無塵蔵』より
(「折々のことば」2018年10月21日付朝日新聞

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(3)4年前の今日
調子が悪くてモチベーションが下がった時こそ君の真価が問われる。
Testerstone @badassceoさんの数日前のツイート