金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

(プロとは)金を払ってでもその仕事をやってもらいたい人間の事を言うんだ:10月15日に出会った言葉

(1)2020年10月15日  
「科学とは国の費用によって、科学者の好奇心を満たすことである」パトリック・ブラケット(英国の経済学者)
(「春秋」2020年10月13日付日本経済新聞
*為政者にはこれくらいの余裕を示してもらいたい。どんなに世論の批判を受けても。

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(2)2年前の今日
個人のアイデンティティを一つに特定することが一番悪い。 平野啓一郎さん
(「隣人―日韓 属性で分けず共感探そう」 2019年10月11日付朝日新聞
*僕たちはつい、相手がどういうグループに属しているかを考えしまう。それが相手に対する偏見につながるのだが、相手の属性を全く考えないことは難しい。けれども、たった一つのアイデンティティでその個人の全人格を判定してしまうのはよくない。頭で分かっているのについし抱いてしまう偏見を排除しようとするこの努力は、意識すればできると思う。

(3)2018年10月15日  
 (教育)勅語は、親孝行、夫婦の和など12の徳目を説く。が、学生は「ここにあるやつって、常識っしょ」「ひとつ足りねんじゃね」。最近の若者は、バイト先の飲食店などで外国人労働者と日常的に接する。閉じた共同体の外から来た他者とどうつきあうのか。それこそが明治の経典が語らぬ現代日本の道徳的問題だというのだ。
(「春秋」2018年10月15日付日本経済新聞

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(4)2017年10月15日  
古本屋という仕事は、つくづくその人の志のうちに立ち上がるものだ。だから、本好きが本屋をやる、そんな牧歌性がここにはまだ残っている。
(『古本の時間内堀弘 (晶文社)p28)

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(5)2012年10月15日  
プロは金をもらっている人間の事じゃない。
金を払ってでもその仕事をやってもらいたい人間の事を言うんだ。

佐野聡さん。名もなき名言