金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

赤ん坊が泣いていれば、その声を聞いた人の「責任」です。松居和(音楽家・映画制作者)12月15日に出会った言葉

(1)2020年12月15日  
助け合いは「ついで」か「はずみ」でやるほうが長続きする
(出典不詳 新聞で見つけた言葉をメモったのですが・・・)

(2)2019年12月15日
チームとは「おたがいの相互依存関係が日々の活動の中で認識し合える人びとの集団」のことを意味している。
(「カルチャーについてのカウンターカルチャーの書」ダニエル・コイル著『The Culture Code―最強チームをつくる方法』の書評『室内生活 スローで過剰な読書論』P57 楠木健著 晶文社))
*楠木さんによると(『The Culture Code―最強チームをつくる方法』が言っているのかもしれない)、情報技術の発達や経営に関する知見が流布した結果、「優れた組織」はコモディティ化しつつあり、その結果、チーム力の重要性が増している。そして「チーム力は文化(そこにいる人々に共有されている価値観)にかかって」おり、文化は「『安全な環境』『弱さの開示』『共通の目標』の3つに集約される」(同書p58)。「……そもそも『強いリーダー』は必要ない。……決め手は日常の仕事での、ちょっとしたさりげない行動……にある。小さな行動の積み重ねが大きな違いを生み出す」(同書p59 )のだと。『ティール組織』と共有する部分がかなり多いと思った。組織が個を大切にする時代に変わってきているのかも、と嬉しい気持ちになりつつも、ではなぜ世界でポピュリズムがはびこり、政治が独裁的な方向に動いているのだろう、と悲嘆してもみたり。これもひとつの「分断」なのかも。

(3)2018年12月15日
赤ん坊が泣いていれば、その声を聞いた人の「責任」です。松居和(音楽家・映画制作者)
(折々のことば 2018年12月15日付朝日新聞
*迷子らしい子をみつけた場合、放っておけない質ではあるのでしばらく様子を見てから声をかけるようにしているが、こういうご時世であることに加え、自分の人相の悪さは自覚しているので(涙)、自分なりに一生懸命笑顔をつくり、なるべく大きな声で(他の人にも聞こえるように)「どうした?」と言うようにしています。

(折々のことば)1316 赤ん坊が泣いていれば、そ…:朝日新聞デジタル

(4)2017年12月15日
阪神ファンには阪神が負けても村山が長嶋を抑えればいい、巨人ファンにも巨人が負けても長嶋さえ打てばいいという人が多かった。そんな戦いを、ベンチやブルペンから見ていて「これがプロの戦いだ。これがゼニの取れる選手なんだ。自分もあんな勝負がしたい」と熱望した。
江夏豊私の履歴書」2017年12月15日付日本経済新聞

江夏豊(14)奪三振記録: 日本経済新聞