金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

『英検分野別ターゲット:英検1級長文問題120』途中までの感想(翻訳ストレッチの教材から)

ほぼ20年ぶりに英検1級の参考書で勉強しています。前回受験時(翻訳者として独立直後に合格しました)の英検1級は確か問題文(3)「次の英文を読んで・・・」)も日本語で、形式としては東大の二次試験みたいな感じだった(と思うがハッキリ覚えてはいない)。

『英検分野別ターゲット:英検1級長文問題120』(旺文社)を1週間に1度、10分ぐらいずつ取り組んでいる。第2章(内容一致選択問題 500語)始まったところまでの印象を述べておくと、出されている英文のレベルはTIME誌並みで骨がある。はっきり言ってTOEICよりも内容も深いし面白い。解答編の翻訳もうまいとおもいます。

ただし、記事をちゃんと読めなくても(かなりわからないところがあっても)設問には正解できてしまう。つまり第2章までを見る限り、英検1級に合格してもTIMEを読めていることにはならないということ。

ではTIME誌をさらさら読めるようになるには?この本の単語/熟語/言い回しを徹底的に調べて学んで何度も何度も音読するのがよいのではないかな?

もっと先まで進めば印象は変わるかも知れないが、一応ここまでの感想ということで。