金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

TOEIC対策本は専門家の書いたものに限る(2019年11月)

TOEIC L&R TEST 990点突破ガイド 英文法・語彙編』1回目終了。上級者向けのパート5の本としてはベストだと思います。ただし、TOEIC800点台前半までの人がやっても時間の無駄なので要注意。このレベルの人には『TOEIC L&Rテスト 文法問題でる1000問』(TEX加藤著、アスク出版)が超お勧め。それと、前にも書いたがTOEIC問題集を「ついでに」つくっている人の本は回避が無難。

世の中にはTOEIC本の執筆に命を賭けている(と思われる)人が何人かいる。そういう「この道の本当のプロ」の方々が「一冊入魂」でつくった本で学ぶべきだ(もちろん、学習者がTOEICに命を賭けるのはナンセンスである)。なお、英語一般で活躍されている先生が「ついでに」書いたTOEIC本は眉唾と考えた方がよいと思う。実際に本を手にとって10数ページを読んでから慎重に決めるべし、というのが僕の実感。