昨日は翻訳会社3社からの案件を断った。理由は「忙しいから」。
以前なら上のうち一つは受けていたはず。でも今後のことを考えて受けるのを止めた。
もちろん、そこには計算もある。実は先週末に新しいソースクライアントから初の仕事を受注したのだ。この3月にヘッドハンティングでS社からL社に映ったXさんが「ようやく仕事が軌道に乗り始めたのでよろしく」とのことで。条件は、昨日断った翻訳会社のうち最も安い単価の2.5倍である(このXさんの転職のお陰で、元のS社との条件が1割近くアップした話は以前書いた)。
ソースクライアントは色々な意味でキツい仕事で、ソースクライアントが増えることは、その単価に比例して時間給が上がることを意味しない。ただまあ、仕事を通じて信頼していただき人間関係ができ、その結果としてお客様が増えているのを喜んでお受けしているうちに、稼働しているお客様のうち8割近くがソースクライアントになってしまったのだ。
だから、「ソースクライアントがなくなった時の事を考えて翻訳会社を増やす努力を止めなさい。なくなったらなくなってからトライアルを受ければいいじゃん」という連れ合いのアドバイスを受け入れることにした。
(後記)この時以降、飜訳会社のトライアルは受けていないと思います(2021年6月14日記)