ChatGPT(生成AI)を使って行う日英翻訳の成果物の質(「英作文力」と言ってもいい)は、翻訳者のオフハンド(辞書や参考書なしでの)英文読解力に(感覚的には、「加速度的に」)比例する。これは、ChatGPTをある程度使った人なら誰でも実感することだと思う。
一般にオフハンドでの英作文力は英文読解力にかなり劣る。ところがChatGPTを使うことによって、その英文作成能力を、あたかも「はしご」あるいは「てこ」を使ったかのように、翻訳者の英語の読解力に一気に近づけることができるのだ。なぜならば、英文を作るのはあくまでも英語ネイティブの仕事であって、(日本人である)翻訳者に求められるのは、そこに出力された英文の質を判断して、より優れた表現を選ぶことになるからだ。そのときに鍵となるのは、翻訳者の英作文力ではなくて、英文読解力、あるいは英文解釈力なのである。
だから、生成AIを使った日英翻訳の成果物の質を高めるには、英文読解力を高める努力が必要だと思う。そのためには大量に読みつつ、紙と鉛筆を使った英文解釈の勉強がベスト。デジタルな時代だからこそアナログな努力が重要なのだ、との思いを強くしている。
もっとも僕のこの意見は経験に基づく仮説にすぎない。とはいえ検証もできるのではないかな(もうどなたかがやっておられるかも)。
以上を踏まえ、僕の英文読解力(TOEICのReadingが満点/4年前ですけど)も踏まえてあえて断言しておこう。
今や僕は自分が理解できる日本文(特に経済・金融分野および一般企業のIR関連文書)であれば、ChatGPTを用いるだけで、原文の意図を正しく反映した、並みの米国人以上に自然で読みやすい英文を、業界随一のS社よりも安く、しかも早く仕上げる自信がある。見積り依頼は直接メッセージを!(アドレスは、tbest.backupとgmailのドメイン名)
(お断り:ネタでも冗談でもありません。まじめな営業用文章です。頼むで)