金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

「通訳は諦めから始まる」:2018~2019年3月9日に出会った言葉

(1)2019年3月9日
……通訳は「何も変えない、何も足さない、何も引かない」ものだと教える方もいるようですが、私は常に「通訳は諦めから始まる」と教えています。ただ、完璧にできないとわかっていても解けない問いに挑戦し続けるのが、プロではないでしょうか。
(『同時通訳者のここだけの話』関根マイク著、p27)

(2)2018年3月9日
(作詞とは)狂気の伝達です。狂おしいばかりの情熱を詞に込めて作曲家に伝える。感染した作曲家がスパークして曲を書く。そのエネルギーに感染して歌い手が肉と血にして形にする。そのエネルギーが時代にまで感染していく((NHKザ・プロファイラー~夢と野望の人生~「“時代”と闘い続けた作詞家~阿久悠~」から。音楽評論家の小西良太郎による阿久悠の歌の作り方)