金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

「用もないのに行く、顔を出しておきたくなる場所がコミュニティ」:2018~2020年に出会った言葉

(1)2020年の今日
自らの専門や担当する分野において、権力におもねらず自らの考えを述べることを積み重ねて信用を得た人の声は、いざというときに説得力を持って響く。
(多事奏論「新型肺炎 『忖度』はウイルスを広げる」 編集委員 吉岡佳子 2020年1月25日付朝日新聞
*本日の言葉:自分がどんな仕事をしていても、というか、どんな人生を送っていても当てはまる「正論」ですが、今のような時代だからこそ自分は真剣にこの言葉の意味を反省しなければいけないな、と思いました。

(多事奏論)新型肺炎 「忖度」はウイルスを広げる 吉岡桂子:朝日新聞デジタル

(2)2019年の今日
用もないのに行く、顔を出しておきたくなる場所がコミュニティだと僕は思うんです。 津田大介さん
 コミュニティが持続する条件は、人々が目的や価値観を共有することではない。「なんとなくみんな顔見知り」でかつ思いがけないことが起こること。それには、外の人間を迎えること、おのおのが自分のこだわりを他の人に「翻訳」することを楽しいと思える素地が不可欠だとジャーナリストはいう。
(「折々のことば」2019年1月25日日付朝日新聞

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(3)2018年の今日
 決断というのには……未練がつきまとうものなんですよ。未練をもって決断するんですよ 西田厚聰(あつとし)
(2018年1月22日付朝日新聞「折々のことば」より)