金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

「一生懸命仕事をやっている人の耳には、一生懸命な人の言葉しか通じないのです」:5月26日に出会った言葉

(1)2020年5月26日  
一生懸命仕事をやっている人の耳には、一生懸命な人の言葉しか通じないのです。
(斎須政雄著『調理場という戦場 斎須政雄』(朝日出版社)p77)
*著者のこの言葉はある意味強者の論理ではあると思いますが、若い頃にフランスで自分が受けていたかもしれない差別に対する意見です。「自分が相手にされなかったのは、自分がそこまで必死だったのか?」と自問自答した末のご意見。傾聴する価値はあると思う。

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(2)2019年5月26日  ·
病床では誰もが自分の身体を意識し、言葉になる以前の「肌触り」に敏感になる。
(「文芸評論家 加藤典洋さんを悼む」2019年5月26日付朝日新聞
*僕は大病をしたことがないので実感はない。でも親しい人が病気になり、その人の我が儘や不機嫌を見ていてその敏感さを他人が知る(良い意味で忖度する)ことの大切さはわかった(つもり)。

(3)2018年5月26日 
中央との距離を意識して「小細工」するのはみっともない。中央との関係で自分を測るのは、評価軸が自分の内にないということ。だから足許がもたつく。
(「折々のことば」昨日付朝日新聞

折々のことば:1119 鷲田清一:朝日新聞デジタル

(4)2018年5月26日 
イブラヒモボッチとなると発言もすごいものね。「あなたは神を見たことがあるか」と記者に聞かれ「君はあるか」と逆に尋ねる。「ない」と答えた記者に「君の前にいるじゃないか」(本日付日経新聞「サッカー人として」三浦知良さん)

(5)2018年5月26日 
・・・ when John F Kennedy visited the NASA space center, he saw a janitor carrying a broom and he walked over and asked what he was doing. The janitor responded: "Mr. President, I'm helping put a man on the moon".

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