金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

「「役に立つ」市場では勝者総取りが発生する一方で、「意味がある」市場では多様性が生まれることになります」:出会った言葉(FBお友だち限り投稿への書き込みより)

(1)2019年の今日
「役に立つ」市場では勝者総取りが発生する一方で、「意味がある」市場では多様性が生まれることになります。
(『ニュータイプ時代―新時代を生き抜く24の思考・行動様式』p113、山口周著 ダイヤモンド社

www.amazon.co.jp*山口さんによると、コンビニにはホチキスやハサミは1種類しか置かれていない。これに対して1品目で200種類以上取りそろえられている商品がある。それはタバコだと。
前者が、「役に立つけど意味がない」市場で、勝者総取りとなる(1社しか勝てない)。後者は「役に立たないけど、意味がある」市場の代表例。そうした中で、企業は「役に立つ」市場で生き残り(コンビニに選ばれる1社になる)ための熾烈な競争に突入するか、「意味のある市場」で独自のポジションを築くか、の選択を迫られる、と。(同書p114より)。「意味がある」とは、「人によって意味が異なる」ということだと理解しました。

ちなみに僕の古巣の証券会社は、「役立ち方」と「意味」の案配(の行方)を大半の企業が間違えて、今苦しんでいるように見える。では書籍は?人によって役に立つものもあれば立たないものもあるかもしれませんが、確かに意味はある。ただし、紙の書籍と電子書籍では、役立ち方と意味合いは異なるとは思います。書店も同じではないか、と思った次第。

(2)2018年の今日
自国の歴史を「自慢話」にしないと気が済まないのは、その社会の未熟をしか示さない 加藤周一
(「折々のことば」2018年12月25日日付朝日新聞から)

(3)2017年の今日
「君には無理だよ」とか「そんなの不可能だよ」とか君の可能性を否定してくる奴に出会ったらさっさと離れろ。・・・そんな奴ら人生の邪魔でしかない。迷わず縁切れ。
12月23日のTestosterone‏ @badassceoさんのツイート