(1)2年前の今日
かつてあったものがなくなってしまったときに、寂しさが生まれる。だから、人は寂しさを「埋める」ことを考える
(重松清作「ひこばえ」2019年9月4日付朝日新聞小説から)
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(2)3年前の今日
正直だとか相互扶助だとか「きれいごと」は永遠に実現しないかもしれない。でも誰だって胸張って「きれいごと」を言っているわけではない。その裏にはうしろめたさや羞じらいが貼りついている。それが文化というものだと、文筆家(平川克美)は言う。「この自覚が自らの欲望の歯止めになり、生活に規矩を与える」と。
(「折々のことば」本日付朝日新聞)
(3)4年前の今日
値札の向こうに一人一人の頑張りがある。想像力を失うまい。
(2017年9月5日付「天声人語」より)