某大学で産業翻訳に関する講義をすることになった(100分×2回)。当初予定では教室で対面授業のはずが、コロナ絡みでZoomの録画をアップロードすることに(学生はアップロードされた番組を視聴する)。
反応のわからない相手に、Zoomを使って講義するなんてもちろん初めて。これはキツい。何しろ番組作った後に全部見直さなきゃならないんだ。しかも私はかなり重度のデジタル音痴である。
結局4回録画してYoutubeにアップロードして先方に送ることができた。
1回目(土曜日(15日)の朝):20分ぐらいのところでコーヒーをこぼし、「一時停止」をしたつもりが「停止」を押してしまって終了。
2回目(土曜日の夕方):90分の録画は無事終わってホッとする。ところが見直してみると「え~ではこの図表を見てください・・・・これは・・・」と話し始めた場面で、画面には違う資料(共有するファイルを間違えた)が映っていてパー。90分終わったところでのこのミス発見のショックは大きかった。
3回目(日曜日の午前):録画前に何度も何度もチェックし、資料を直し、90分きっかり。こりゃうまくいった思って最高の笑顔で「ではまた来週~!」と手を振って気分が良くなり「うまくいった!終わったー!!」と思って「レコーディングの停止」ではなく誤ってZoomそのものをオフにしてしまう。
4回目(日曜日の夕方):何とか成功。土曜日半日で終わるはずが、結局丸二日かかった。月曜日に締め切りの案件がなかったことが不幸中の幸いだった。もっとも、取り直しの度に資料に手を入れたし、撮る度に要領はよくなったので、3回リハーサルをして本番に臨んだのだと、自分なりには納得しています。
17日(月)の午後:YouTubeのアップロードも成功。経験者から時間がかかると警告されていたが、96分のものが1時間ぐらいでできた。Youtubeの中で30秒編集(カット)したが、これには1時間半ぐらいかかったので動かないのかと思った。
Youtubeへのアップロードから編集までのプロセスを通して分かったのは、Youtubeのサービス革新はYoutubeのヘルプやGoogole検索で分かるアドバイスやインストラクションよりも早く進んでいた、ということでした。
どうも、つい数カ月前までYouTubeのアップロードは15分がマックスだったらしい。その後「例外手続き」を取れば事実上何時間でもアップロードできるようになる(ここまでがYouTubeヘルプ)。
ところが僕の場合、これをしなくてもできた。編集のプロセスも簡易化されている模様。初めてなので手探りでやったが、全部一発で行けた(ただし、編集は、たった30秒短くするのに1時間半ぐらいかかった)。そのことをYoutubeの送り先(つまり僕のビデオを流してくれる学校)に伝えたらビックリされていた。
以上、何しろアナログ人間なので思い違いもあるかもしれませんが何らかの参考になれば。
(余談)さすがに4回も取り直しを見たから慣れたけれども、我ながらつくづく人相が悪い男だなあと。これにマスクと帽子だろ?1カ月ほど前に、バックパックが開けっ放しのお婆さんに注意してあげようと思っても相手に僕の声が届かず型をトントンと軽く叩いたら明らかに脅えられたことがある。婆さん脅えるわけだよー(涙)。