金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

予備校に独自教材は必要か?(2021年1月)

自分が予備校に通い、その後塾や予備校でバイトをし、さらに翻訳学校(通信教育)で学び、翻訳学校で講師をした(1年だけ)時に痛烈に感じたことがある。「どうして学校はオリジナル教材をつくることにこだわり、市販の教材を利用しないのだろう?」。
コアの教材づくりなんて時間の無駄だと思うのだが。

「よい教材がない」とおっしゃる先生がいる。いやいや、あなた一人がつくる独りよがりの教材よりも、市場で一定の評価を受けている、解答と丁寧な解説のついた自習用の参考書問題集を使って、そこに付加価値をつけていった方がずっといい。
ずっとそう思っていたし、今もそう思う。