昨年大みそかに行われた「WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ」、4階級王者・井岡一翔(31=Ambiton/同級王者)対3階級王者の田中恒成(25=畑中/同級1位)戦に関する敗れた田中選手自身の本人解説。
田中選手のインタビューだけで、ボクシングのシーンは一瞬も出てきませんので、暴力シーンの嫌いな方はご安心を。
26歳の若者が自分の力量や自信、試合後に感じ始めた違和感や井岡選手と自分との差(「かなわない」)をを冷静かつ謙虚、率直に語っている。
「考えられるありとあらゆる準備をして絶対的な自信をもって臨んだ試合だった」。
「自分のKO勝ち、自分の判定勝ち、自分の判定負けまでは想定していたが、自分のKO負けはまったく考えていなかった」
「悔いは全くない。悔しいけれどやむを得ない」。
ボクシングに関する解説やインタビューでこんなに面白く、深く感動したのは初めてです。
今年成人した若い人々にはもちろん是非見てほしいですが、60歳の僕も彼から教えられ、勇気をもらった気がしました。ボクシング好きもそうでない人も、人生のヒントになる言葉満載のこのビデオを見ることを強く勧めます。いや~年初から本当にいいもの見た。田中さんに感謝。頑張って欲しい。こりゃとてつもなくスゲー選手になるかも。
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(後半)