金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

ルーチンワークが「悟り」になるとき

つまらないお話です。

3日ぐらい前だったかな。トイレの床を拭き始めた時に「あれ、1日たった」と思ったんだよね。

翌日も、その翌日も、そして今日もトイレ掃除を始める時に「あ~、昨日のトイレ掃除から1日たったんだ。今オレは昨日と同じ事をしているなあ、1日すぎたんだなあ」と。デジャブみたいな感覚かな。

なぜこの3日間でそう感じるようになったのかはわからないが、そうなってみると、トイレ掃除の時にそう感じる理由がなんとなくわかるような気がした。

僕の場合、一日の様々な動きの中でトイレ掃除だけが「一日の中の活動の順位と、掃除の手順がほぼ100%同じ」なのだ。これ以外の全ての活動は、毎日少しずつ違います。トイレ掃除以外に我が家で僕がすることになっている「家事」は夕食後の皿洗いですが、これは食事の内容、人数によってかかる時間も手順もかなり違う。朝のゴミ捨ては、まあ日々のゴミの量によって異なりますわね。

翻訳ストレッチも毎日やっているが、その日の忙しさ具合によって時間は異なるし、(お暇な方は細かく見ていただくと分かるのですが)使う教材も毎日少しずつ違う。

ところがトイレ掃除だけは、全く同じ手順、動作なのだ。今やこの作業はほとんど無心かも。で、その活動の途中に「デジャブ」になる。

最近そういう感じになったのは、もしかしたら、この作業を始めて7年たって(東日本大震災後に思い立ち、以来家にいるときは必ずトイレ掃除をしています。大晦日でも元旦でも)一種の「悟り」に達したから?行動が確立したからだろうか?

なんちゃって。

失礼しました。