「〇〇さんのところ、奥様が体調崩して2カ月ぐらい入院していて先日退院したんだけどね…トイレの業者さんに清掃頼んだんだって」
「え、どういう意味?」
「2カ月掃除してなかったからウォシュレット動かなくなっちゃったんだってさー」
「そりゃ大変だな、ダンナ掃除してなかったのかな」
「そうなんじゃないかしらね…お父さん、ありがとうね」
「なななんだ」
「毎日、おトイレ掃除してくれてるじゃない」
あ~そういうことか。
東日本大震災の後ぐらいからだったか、父が亡くなった後からだったか(先日13回忌の法事を済ませました)、何かのきっかけで毎朝トイレ掃除をするようになって10年は経つ。便座、便器、床(昔は壁も・・・ほら、男どもが立ったまま用をたしてたもんで・・・)、ノズルに洗剤をかけて使い捨てのトイレ用掃除タオルを使って拭く、というか磨くといいますか。10分ぐらいかかるかな。
家にいるときは必ずするので、昨年は2月に3泊4日の旅行をした時も、初日と帰宅日は掃除したから、364日トイレ掃除をしたことになる(昨年はたしか閏年)。これはもちろん仕事よりも多いし、翻訳ストレッチをした日よりも多い。今年も元旦の最初の仕事はトイレ掃除でした(下の「誰でも1日だけならできることを365日続ける-「続けている生活習慣」ランキング」では7位に入りそう)。
家族のため・・・というよりは自分の朝をすっきり始めるためにやっている作業ではありますが、まさか家族に表立って感謝されるとは思わなかった。
「・・・おお、それはどうもどうも」
「でも、ご褒美はなしですから。あしからず」