金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

勘違い(2013年12月15日)

私の家は5階建てのマンションの4階。エレベーターはありません。我が管理組合はこういう「中層棟」が6棟と超高層棟(23階建て)、高層棟(11階建て)で構成されています。

運動不足解消を兼ねて1日に1度はゴミ収集所までゴミ出しをするのが私の仕事の一つ。
昨日の朝も・・・

「行ってきマース」「行ってらっしゃーい」

4階から階段を下りて30メートルほど先の収拾所に生ゴミと缶/瓶を出す。ちょっと考え事をしながらマンションに戻ります。
玄関を開ける。

「ただいまー」「おかえりー」

あれ?

玄関を入ると正面が和室なのですが、襖が開いているのだけれどなんとはなしにピンク色。あれれ?何だかとってもよい香りが・・・

「し、失礼しました-!!!!!」

1フロア下のキシヤマさんのお宅だった。ちなみにキシヤマ家はウチと違って中学性と小学生のお嬢さんお二人。どおりで家の「色」と「におい」が違うわけだ。

帰宅して事情を妻に話し「まあ朝の忙しい時間だから今お詫びにいくのも・・・」ってなことになって後で聞いたら午前中にキシヤマさんの奥さんに謝ってくれたとのこと。奥さん「ウチもあったのよ。2階のナガワさんちを『ピンポーン』って」と笑ってお話しされていたとのこと。ちょうどキシヤマさんちのご主人が会社に出られて5分後だったらしい。勢いで「おかえんなさーい」と言ってくれたけれどもすぐわかったそうです。「私」だということが。