「めちゃくちゃ頭がよく、日本語が苦手な留学生」(『ChatGPTエフェクト』(日経BP)p314)であるChatGPTを英日(英語→日本語)翻訳に活かすには二つの方法があると思う。
①原文(英文)の解釈を英語でさせる(パラフレーズさせる)。
これは私が実際に体験済みで効果を実感している。日本語が介在しないので、「日本語が苦手」は関係ない。自分の誤読を防げるし、特に難しい英文の場合には英文理解に大いに役立つ
もう一つ考えられる。
②自分で訳した訳文の修正提案をChatGPTに英語でさせる。ここから先は①に近いが少し違う。まず、ChatGPTは、まだ訓練不足で日本語表現は不得意だが「めちゃくちゃ頭がよい」ので日本語の分析は得意。したがって訳文の分析だけを英語でさせれば十分使える。日本語訳の提案部分は参考程度に見ておけばよい。
②も私は経験済みだがまだ「役立つ」との実感は得られていない。日本語の修正提案を読んで自分で「足す・引く」をしています。
なお、①も②もChatGPTの説明は英語なので、それを読むことで自分の英語読解力がたかまるという副次的効果も期待できますぞ。