金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

スピーキングテストの価格

英語スピーキングテストのモニタリング(謝礼が出ます)に参加し、最後の回を受けてアンケートを提出した。この1カ月で受けた試験は、

①自分が受けているオンライン英会話教室のテスト(毎月1度追加費用なしで受験可。これまで3回受験) ー モニタリング対象ではない
②他のオンライン英会話教室のテスト ー モニタリング対象
③モニタリング実施企業が開発したテスト ー モニタリング対象
④新聞社Nが主催しているV ー モニタリング対象

と4種類の試験を受けたことになる。

試験の内容に関する評価や感想以外で感じた点が一つある。今の有料テスト、某新聞社によるVの価格が、他のスピーキングテストに比べていかにも高いということだ。4つのうち一つは僕の教室なので、いわば無料。サンプルとして受けたテストのうち一つは、他社のオンライン英会話のテストだったが、これもその学校の受講生は無料だろう。他社にもおそらく同じようなテストがあって、扱いは同じ(カリキュラムの一環として別途受講料は取らない)ではないか。それとモニタリング主催会社のテストとVだった。

自分の入っている教室が開発し昨年12月から導入したスピーキングテスト(月1回は無料)をこれまで3回受験して思うのは、毎月スピーキングテストを受けるのは非常によいシステムだということだ。前回、前々回と比べた自分の進捗度がわかるし、勉強の意欲につながる。そうした時に、毎月受ける試験の値段としていくらが適正なのだろう?

いずれもAI採点なので開発費がかかっているのだろうが、これだけ無料(というか英会話教室の付録)のテストがあると、単体の試験(20分)で5500円は、消費者の立場からするとやはり高いというのが正直な感想だ。もちろんテストによって内容に差はあり、Vはかなり優れているとは思うが、他の5倍以上(僕の入っているオンライン教室のテストを有料で受講すると1回1000円)はあまりに高い。