金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

「人は自分自身について語るとき、それはつねに自慢話である」:出会った言葉:3~5年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(230)

(1)3年前の今日
変化のスピードや幅がここまで大きくなってしまうと、それに対して“大真面目に”反応し続けるのには無理がある。これからの時代に本当に必要なのは、むしろ変化にあまりとらわれず、これを「受け流す」力ではないかと思う。
……
 このあやふやな世界では、トライ&エラーのサイクルを短くしつつ、そのイタレーション(反復)を長期にわたって継続するという戦略が最も頼りになる。おそらく結果が出るまでは、長きにわたる停滞期が待っているだろう。
……
……目の前の世界はどんどんと移り変わっていくし、短期的には失敗や障害も出てくるだろう。その長い失望の期間に耐え得るのは、あなたの内面から掘り起こした「好き」や「関心」をおいてほかにない。
……
 短期的な成果を期待してかけずり回る「他人モード」を続けていては、めまぐるしい変化に振り回され、いつかは疲れ切って仕舞うだろう。「自分モード」のスイッチをオンにしておきながら、背中を押してくれる「大波」を待つ――そんな心構えでいる方が毎日楽しいし、結果的にどこかで「期待を超えた爆発」にめぐり合得る機会は高くなるだろう。
(『直感と論理をつなぐ方法』pp252-256、佐宗邦威著 ダイヤモンド社
*本日の言葉は、それぞれをバラバラに紹介することもできたのですが、引用した部分をつなげていくと一つの考え方、著者のまとめの一つが浮かび上がると思って書き写しました。手書きではないけれども。実に素晴らしい、良書に巡り会った幸運に感謝。

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(2)4年前の今日
 “人は自分自身について語るとき、それはつねに自慢話である”
阿刀田高座右の銘 花は散るために咲く 死を意識して、生を濃く」私の履歴書 2018年6月40日付日本経済新聞より)

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(3)5年前の今日
仕事の誘いが多すぎて困ってる人と、仕事が来なくて困ってる人の大きな差は、前者は「なぜ人が自分に仕事を頼んでくるのか」を内心ではちゃんと理解しており、後者は「なぜ自分はなかなか仕事を頼まれないのか」を心底理解していないって点にある。(本日16時18分 ちきりんさんのツイート)