金融翻訳者の日記

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

「大切なところに出す人間は・・・ものすごく疲れたときに笑顔のいい奴」:2018~2020年の今日に出会った言葉

(1)2020年の今日
この世をふかく、ゆたかに生きたい。そんな望みをもつ人になりかわって、才覚に恵まれた人が鮮やかな文や鋭いことばを駆使して、ほんとうの現実を開示してみせる。それが文学のはたらきである。(略)文学は現実的なもの、強力な「実」の世界なのだ。(荒川洋治文芸時評という感想』四月社)*孫引きです。
(『古くて新しい仕事』島田潤一郎著、新潮社(2019年)
*本日の言葉:文学は実学だ、という文章を初めて読んだのでメモをしました。一方、「これまで実学だと思われていたものが、実学として『あやしげ』なものになって」きたとも。かみしめたい。

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(2)2019年の今日
 人は悲嘆に暮れて涙を流すというよりも、涙が零れるという出来事に身を委ねるのではあるまいか……人は時に生理に救われる。

(「折々のことば」 2019年1月20日朝日新聞

(3)2018年の今日
大切なところに出す人間はどういうふうに選ぶかといいますと、ものすごく疲れたときに笑顔のいい奴を出せっていうんですよ。辻静雄
(2018年1月13日付付朝日新聞「折々のことば」より)