金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

生活習慣化する、ということ(2017年1月)

今は、「ルーティーン」って言うのかも。

典型的なある日の私の朝(前日飲み会あり)・・・

5時15分起床。

すぐにヤカンに水を入れ火にかけ、トイレに向かい、トイレ用洗剤を便器その他に吹きかけて(消毒には5分程度放置がよいと書かれています)、脱衣場でパンツ一枚になって体重を量り、居間に戻って着替えるとお湯が沸いている。亡き父用の湯飲み茶碗と自分用の茶碗をさらっと洗ってお湯を入れ、残りを魔法瓶に入れて再びヤカンに水を入れて火にかける。急須に茶葉を入れて湯飲み茶碗にお湯を注ぐ。

(平日の場合は5時45分から始まる「モーニングサテライト」の録画予約を確認した後)その後トイレに再び行き、トイレ用(流せる)使い捨てタオルでトイレの床、便器周りを入念に拭き掃除をし、その後ブラシで便器内をゴシゴシやって、ブラシをよく振ってブラシ用の容器に戻して居間に戻ると2杯目のお湯が沸いている。魔法瓶にお湯を入れ、そこで急須に入っていたお茶を2つの湯飲み茶碗に注いで父用の湯飲み茶碗を父の写真の前にお供えし、鈴を鳴らして前日まで過ごせた感謝とその日1日の家族の健康を祈る。玄関に戻って新聞2紙を取り、書斎の「翻訳ストレッチ用棚」から2,3冊本を選んで居間に戻る。5分深呼吸して血圧を測ってお茶を一杯飲む。

時計を見ると5時55分(起きてから40分経過)。

新聞を読み始める(翻訳ストレッチ1をついでにやります)。音読するのは「春秋」と「天声人語」、それと今朝日新聞に連載されている新聞小説(「国宝」)だけ。ストレッチ1向けに書き込むのは「春秋」だけ(以前、試しに「天声人語」でも印付けをしていたら、妻から「読みにくくなるから止めてくれ」と言われたので)。その後は日経新聞を後ろから読み、一面まで行ったら今度は朝日新聞を前からザッと目を通し、新聞小説を音読して終わる。一応調理用タイマーを10分ごとに鳴らすようにしておく(そうしないといつまでも読んでしまう)。

時計を見ると6時25分(新聞購読に35分。起きてから1時間)

で、用意した翻訳ストレッチ用教材で、今は『21世紀の資本』の原書から読み始める・・・・

と、ここまではほとんど無意識で進んでしまいます。

もう、身体がそう動く。

仕事をしないと決めた日(あんまりないんだけど)も、この手前までは来る。例えば今年の正月休みもここまではしますが、(春秋/天声人語以外の)翻訳ストレッチはやりませんでした。

あえて気にする点があるとすると、翻訳ストレッチの教材を選ぶときに、曜日だったり仕事の忙しさだったりで2冊(これは最低そうしています)選ぶ日もあれば4,5冊選ぶ日もあります。時たま飲み過ぎて6時に起きちゃうこともあるわけで、そんなときは新聞を読む時間を15分にしてストレッチを3個だけ(春秋/天声人語と『21世紀の資本』の音読と『誤訳シリーズ』の1冊の学習各5分)。


「生活習慣化する」とはこういうことだと思うのですが、そうするためには、翻訳ストレッチは「1日の主要な行動を始める前に、最初にやる」と決めておくのがよいのではないか、という気がする。ただ、主婦の方など、朝はまずお子さんを起こすことから始めなければならない場合などもあるでしょう。そういう時には、「毎朝必ずやる生活習慣の前または次」と決めるのも手かも。翻訳筋トレ分だけ早く起きる、というのもありかな?主婦でもないのに無責任なこと言ってスミマセン。

ちなみにこの日の場合、6時25分に『21世紀・・・』から始まった翻訳ストレッチが終わったのは午前7時。土曜日なので家族は誰も起きておらず、私は自分で朝食を準備し(調理したわけではありません)、朝食を執り、食器を片付け(洗いません)、歯を磨いて散歩に出かけ、戻ってきて着替えて席についたら8時15分でした。


以上ご参考まで。

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