金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

非常識な電話

昨日午後に1本電話。

「鈴木さんでしょうか。私OO社のLLと申します。P社(ソースクライアント)のMさんから連絡するようにとのご指示でお電話いたしました」「そりゃどうも」

「つきましては、契約書の文言の変更の件で、御連絡したいことがあるのですが、鈴木様のメールアドレスを・・・」

「LLさん、僕はその件Mさんから聞いてないんだけど、あなたはどうやってあなたが信頼に足る人物だと言うことを証明できるわけ?」「は?」

「逆の場合を考えてみてよ。あなたに突然見知らぬ会社から電話かかってきて、あなたの知り合いからの依頼で何かをするために、あなたの個人情報を教えてくれって言われたらどう思います?」

「そりゃ怪しいかと・・・」

「そのとおーり。今の僕から見て、あなたは怪しい」「も、申し訳ありません」

「ね、非常識だろ?」「おっしゃるとおりです。大変失礼いたしました」

で、電話を切った。

その後Mさんからも電話があり、LLさんからもメールが来た。MさんはまさかLLさんが直接電話してくるとは予想していなかったらしく、LLさんは当然Mさんから私に事前の連絡が行っていると思い込んでいたらしい。

昔はよくあったが、最近では珍しくなった非常識電話の一例でした。