金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

オンライン(SNS)の嫌なところ

インターネット(というかメールのやり取り)って、「あ、いやだな」とか「・・・うれしいかも」といったちょっとした本音が相手に増幅して伝わりやすいですね。

良いときはいいんだけど、悪い時の方が心に残るから。

直接会えば表情や他のしぐさで隠せたり、相手の表情を見て「いや、そうじゃないんだって・・・・」フォローできるようなことが、それがないが故に増幅されて伝わる。
きっとインターネットがなかった時代(手紙でやり取りしていた時代)もそういうことはあったはずだけど、時間の流れ方がもっとゆっくりだったから、直接会ったり電話で話をすれば補正できる余地がもっとずっとあった。

最近は逆でLine(僕はやったことありませんが)てのがあって「何も反応しないこと」にも敏感に反応するようになっているそうです(メールにもそういう点があるから僕にも少しはわかる)。

しかも、自分がされたことを相当気にする割には、自分が無意識でやっていることに気がつかない。そして実はそこにこそ自分の人間の本質が他人に見えてしまったりする。
これ他人から指摘されないとわからない。何しろ無意識だ(悪意がない)から。だから本当の友人はそういう面が見えちゃったらちゃんと指摘して上げた方がよいかも。できればメールではなくて直接会って。

最近そういうことを感じさせる出来事があった(僕は偶然、AさんとBさんのやり取りを傍観する立場だった)ので、自戒も込めてメモ程度に。