金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

訳書出版決定(後記:『世界でいちばん大切にしたい会社』のことです)

昨日出版社から、2カ月ほど前にReading(査読)をした書籍の版権が取れたとのメールが来る。 光栄です。これで「毎年書籍1冊翻訳」の記録がまた伸びたことになる。 今回は金融ではなく経営。経営戦略論は証券会社の企画部にいたときにさんざん読んでいたし、…

お客様から「読みにくい」と言われた成果物への対処

昨日、一昨日は、先日「日本語が読みにくかった」とのメールが来たお客様の案件の分析に取り組む。約3000ワード、約200文の全文を分析した。エクセル上のA列に原文、B列に訳文を置き、納品した元の訳文をまず黒にして、お客様が書き加えた文字を青の太字、削…

「お客様のニーズに応える苦労」→「前言撤回―無理と思ったのは訳者の甘え」(2013年6月)

某社から、私の訳したレポートが読みにくいのでもう少し何とかしたいとの連絡(メール)あり。この会社、これまでこういうことがなかったし、今月は特にいつもとプロセスを変えたつもりはないのだが・・・と思いつつとりあえず青くなって電話してまずは謝罪…

好きなことを「職場で実現する」ということ(2013年6月7日 )

今朝、あるコマーシャルのメイキング(好きなことを仕事に!がテーマだった)を見ていたら、某証券会社にいた時のあるエピソードを思い出した。 一泊でJR北〇道の財務部に出張した時のこと。1990年ぐらい(つまり30歳ぐらい)だと思う。昼間はずっと財務の人…