翻訳に関するChat-GPT(以下AI)との対話の中で分かりかけてきたその特徴の一つは、
「前後関係からどこに重点を置くか」をAIが間違える件数が少なからずある、という点だ。
今日出会ったのは、たとえばhigherが「他との比較で高い」のか、「過去と比べて高いのか」、というケースだった(我々人間なら比較的容易にわかる)。AIは他の事例と比べてた高いと解釈していたのだが、文脈を読むと時系列でみるべきだったのだ。その点を指摘するとあっさり間違いを認めた。文章が複雑だったのでAIも「ついうっかり」したのだろう。
議論を重ねる過程でこちらの間違いに気づくこともあるし、かなり刺激的な「壁打ちの壁」だと思う。
AIの答えは絶対ではない.。
しかしAIとの議論(対話)は有益だと感じた。