「デリスキング」は、ここ3カ月ほどでかなりバズっている言葉ですが、今後どこまで浸透するだろう・・・?という言葉です。
なお、「デカップリング(decoupling)からデリスキング(de-risking)へ」というタイトルからもご想像いただけますように、今回の報告は、「デカップリング」にまでさかのぼっています。
これについては昨年12月に、日本会議遇訳者協会に2回連載記事を載せています「前半が「デカップリング論」という幻想、後半が「デカップリング政策」)。お時間のある方はそちらもお読みいただけますと、歴史的経緯も把握できるかと存じます。
そうした経緯を踏まえて、欧米諸国におけるデカップリング方針がデリスキングに至る転換点を確認するとともに、デリスキング焦点を当てたインドの主要紙の解説記事も紹介しまました。
一通りお読みいただければ2度のデカップリング、デリスキリングへの転換、各国の思惑、現時点での中国の反応等をおさらいしていただけると存じます。
皆さまのご参考になれば幸いです。