金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

鼻うがい

今日の昼前、かかりつけの耳鼻咽喉科で。
「先生、ここ数週間鼻うがいをしたら頗る調子がよいので、点鼻薬の処方は要りません」
「あ~それは結構なことですなぁ」
「・・・で、鼻うがいの処方薬ってないんですか?」
話は10日ほど前にさかのぼる。実はこのかかりつけ上の医師に紹介状を書いてもらって総合病院に行き、検査をしたのだが、その折にその担当医師(下の「お兄ちゃん」先生:戸惑いと発見」の先生です)から「鼻うがい、どんどんやってください。やった方がいいです」と言われて、妻のを借りてやってみたところ実に調子がよかったのだ。そこで、処方してもらえれば保険が効いて3割負担になるかも、というスケベ心が働いたというわけ。

「ありません。なぜなら、鼻うがいの効能には科学的根拠がないからです」
「え、そうなんですか?」
「えぇ。鼻うがいはあくまでも民間療法。効く人もいれば、いない人もいるんです。でも必ず効くという根拠がない。だから処方薬はない」
「なるほどですね」
「鈴木さんは効いているのですから、点鼻薬は止めにしてそのままお続けになればいいと思います」「はい」
知らなかったー。
なお、鼻うがいは、何しろ鼻から水を入れて口から出すので、最初は若干抵抗があるし、コツをつかむのにちょっと時間がかかりますが(その日か翌日ぐらいまで)、専用の容器は使いやすいし、慣れちゃえば実に快適です。マジで点鼻薬永遠に要らなくなるかも。

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