金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

「お兄ちゃん」先生:戸惑いと発見(2021年11月30日)

「鈴木さ~ん、中にお入り下さい」。

今日の午前中、行きつけの医師から紹介状を書いてもらって出向いた総合病院(家から徒歩で行けるほど近い)で名前を呼ばれて向き合った初対面の医師の第一印象は、

若い。

ということだった。

しかも「嵐」の二宮君みたいな、「青年」というよりも、「お兄ちゃん」、いや敢えて言えば「少年」という風情である。心なしか、声も少年のようで、どことなく二宮君みたいで(実は彼はそう若くないけどね)。どう見てもウチの息子たちより若い。・・・と一瞬不安になったのだが、とても親切で無駄のない検査と診断。次回の予約を入れてもらい、検査をして帰って来た。

帰宅して妻にそのことを話すと、「お父さん、それは、先生が若いんじゃなくて、お父さんがおじいさんになったから」。そうかもと思いながら、なんでこんなに感動したのかと考えているうちに気がついた。

自分のかかりつけ医で思いつく先生方は、僕との付き合いが短い人で5年ぐらい。長い人だと10年は超える。ウチのは20年付き合っている先生もいらっしゃる。なるほど、かかりつけ医(先生)っていうのは、みーんな僕と一緒に年取ってきたからだ。

毎月毎月同じ先生方とずーっと付き合っていたもんで、若い先生方の登場に気がつかなくなっていたんだね。

で、ある病状が重くなって、あるいは手術が必要になって、では「紹介状書きますから」と言われて総合病院に行くと、ちゃんと世代交代のされているスタッフに出迎えられて戸惑うというわけだ。

ヘンな意味での発見でした。

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