出会った言葉:「砂糖をお使いになりますか」という表現にも慣れることができない。砂糖は道具でも召使いでもない。コーヒーの中に入れる以外は使い道がないのに、わざわざ「使う」と言って、他の使い方のある可能性を確保しているところがおかしい。
*多和田さんがドイツから時々日本に帰ると、以前には聞かなかった日本語を耳にして違和感を覚える、という文脈の中の一コマ。ああなるほどと思った。というのもウチの相方がテーブルでよく「醤油を使う?」とか「お塩を使う?」という言い方に「あれ?」と思ったことがあったからだ。今日の朝食時に聞いてみた。妻は一言。「その方、お料理したことないんじゃない?」。これはこれで納得した次第。