(以下は、僕の経験に基づく、ChatGPTに対する対処の仕方に関する、現段階での一つの仮説です)。
参考書や問題集(の解答)を読んでいて、どうしても理解できなかったり納得できなかったりする箇所ってあるよね(僕の場合は英文解釈本を学んでいる時によく出くわす)。
そういう時にはChatGPTに尋ねると解決できてしまうことが多い。なぜか?「わかるまで尋ね続けることができる」からだ、と僕は思う。学校や先生に対しては何度も何度も同じ質問をすることはためらわれる、でもわからない、尋ねられない・・・問題を放置する局面は日常生活には結構ある。生成AIにはその種の遠慮は無用だ。何回でも、どんなくだらない質問にも「答えてくれる」からだ。
経験的に言えば、自分が取り組んでいる問題であれば、これで多くの疑問が解決できる。もちろんその答えは間違っているかもしれない。しかし心配ご無用。ほとんどの場合、AIの答えが間違いであることが「わかる」からだ。なぜなら、その問いを尋ねる時点であなたには「この問題がわからない」という問題意識を抱いているからだ。正解にはたどり着けなかったとしても「そのAIの答えが間違っていそうだ」ということはわかる。その場合にはまた尋ねるのだ。腹落ちするまで。
これはアイデア出しの「壁打ち」とは違うのだけれど。こういう学習法もあるってことで。