金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

「何のために、誰のために、どうして」の再認識:2018年と2019年の今日(2月26日)に出会った言葉

(1)2019年2月26日
食べ物を粗末にすればバチが当たる。家や学校でそう教えられてきた若者が、初めて店で働く。体験するのは食品の「大量死(廃棄)」だ。日々棚の売れ残りを集めゴミとして捨てたり、ノルマの季節商品を店主と店員が押しつけ合ったり。心の奥で食への感覚が変容し始めているとしたら、動画投稿うんぬんより問題の根は深い。
(「春秋」2月24日付日経新聞

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(2)2018年2月26日

例えば衣料品をたたみ直す「おたたみ」がある。これを単純作業と思えば面倒な仕事になるが「なぜ、この仕事をするのか」と考えるとおのずと答えが出てくる。「商品を見やすくして買っていただくためのもの」。こう思えば創造的な仕事になる。「何のために、誰のために、どうして」の再認識だ。
松井忠三私の履歴書」2018年2月19日付日経新聞より)

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