昨年後半にパソコンが致命的に遅くなりました。
パソコンの立ち上げだけで2分ぐらいかかる。その後ワードやエクセルなどアプリを立ち上げたり保存したりするのにも1~2分は当たり前、そのうち、ワードで一文字打ち込んでそれが反映されるのにも「反応なし」になるという事態がしばしば生じるようになった。
いろいろな人に意見を聞いたり調べたりして、「一時ファイルの削除」や「ディスク・クリーンアップ」、「キャッシュの削除」等々をおこなってしばらくは動くようになるのだが、そのうちそれでももらちが明かなくなった。「これはもうプロに頼むしかない!」と思い、ケーズデンキのパソコンクリニックに持ち込んだのである。
ご担当者はしばらく状況を見て「なるほど、これはイラつきますねえ」とコメントした上で、「ちょっと中身を見てみますね」と言ってUSBのようなものをパソコンに差し込んでしばらくチェックした。そして次のようなご宣託を下されたのである。
「パソコンの無駄なファイルやアプリの使用などは一切ありません。鈴木さんはできることをすべておやりになっていると思います」。少しホッとしつつ、「では、原因は何が?」と尋ねる。
「使用時間1万4000時間というのは・・・経年劣化です」とのこと。2018年5月に買ったばかり」のつもりが仕事で使っているとこうなるのかと実感。その場で新しいパソコンを購入しました。
ちなみに2018年5月に買ったパソコンは19万5000円(我が家の家電製品はすべて、製品の裏側にテプラで購入日付と値段が貼ってある)、まったく同じ機能、ただしディスク容量は960GBが477GBに。
「え~、こんなに容量が減っても大丈夫ですか?」
「鈴木さん、この(古い方の)パソコン、3分の1も使っていませんよ」
「そうなんですかー。パフォーマンスを見るとディスクが100%に振れっぱなしなので、てっきりディスク容量が足りないのかと思っていました」
「そのご理解は間違いです」
「つまり僕は、ディスクの大半を使わずに長期間過ごしているうちにふるくなっちゃったということ?」
「その通りでございます」
というわけで、今回は13万円。購入日は1月3日。一昨日でございます。
気持ちとしてはどこか得した気分である。