金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

「わくわくするのは、すべてどれが正解か分からない状態でやっていたということです。 柴田元幸さん」7月21日に出会った言葉

(1)2020年7月21日
最後は勝つ。上がダメでも市民で勝つ。
(宝島社 広告(二面見開き)2020年7月21日付日本経済新聞

*本日の日経新聞の見開き全面広告。上は頼りにならないから自分たちで頑張ろうというメッセージ。大いに共感するけれど、しかしそこまで開き直れない。高校生並みの判断力すらなく、責任転嫁ばかり考え、この問題に政治声明を賭けようという人間が一人もいない今の政権のメンバー(政治家/高級官僚)には代わってもらわないと困る。恥を知れ。

prtimes.jp

(2)2019年7月21日
わくわくするのは、すべてどれが正解か分からない状態でやっていたということです。 柴田元幸
鷲田清一「折々のことば」 2019年7月21日付け付朝日新聞

www.asahi.com

(3)2018年7月21日
人を指導するときは、「引っ張っていく」ものなんでしょうけど、私はそうじゃないんです。やっているものを見てもらうだけ。何もかもさらけ出しますから、どこからでも見てください。私という太鼓をたたいて、その音をあなたたちが受け取ってください、と。勝手なもので、私は自分が山に登るので精いっぱい。お弟子さんたちには私の後をついてきてもらう。
(染織家 志村ふくみ 「人生の贈り物」2018年7月18日付朝日新聞

(4)2017年7月21日
人と契らば 薄く契りて 末遂げよ 紅葉をば見よ 濃きは散るもの
人と契らば 濃く契れ 薄き紅葉も 散れば散るもの
『第四 折々のうた大岡信岩波新書)p148