金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

本文の訳だけで643時間(2016年11月)

昨年10月から始めて6月末の予定が4カ月と1日延びて本文校了。643時間ですよ、643時間。

本が出るまで一銭にもならず、出たからと言ってヒットするとは限らない(ヒットしない可能性の方が高い)643時間。しかもまだ終わっていない。
キツかったー。かなり難解だった。予定通り進まないのと難しいので何回夜中に起きただろう?(毎回1,2度はあるんですけど)。好きじゃなきゃできないね、このただ(じゃないけど)働きは。

まだ付録と原注が30ページほどある。1カ月(最大1カ月半)もらえたので、実務キツいけど何とかなりそう。

(後記)『ティール組織』です。この後原注と付録の訳を提出し、編集者の下田さんとのやり取りが続き、結局出版までここからさらに1年2カ月、さらに350時間ぐらいかかりましたので、トータルでざっと1000時間かかりました。(2021年11月1日記)