金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

「父の日」の食事会

昨日は家族3人(長男は所要で欠席)でロイヤルホストで食事会。ロイヤルホスト、というかファミレスで家族の食事会は10年ぶりだったが、食事が終わると次男が「ではここは僕が払います」と伝票を取った。「え、なんで?」「だって、父の日じゃん」。

ここ数年、家族で食事に行くとたいてい割り勘(子どもたちと僕ら夫婦で折半)が普通になっていた。誰が言い出したわけでもなく、自然と「僕たちが払う」と言い出してそうなったのだと思う。この前の母の日は子どもたち二人が出してくれた。あ、そういえば昨年の僕の誕生日も、妻の誕生日も子どもたち持ちだった。そしてもちろん、子どもたちの誕生会は、レストランを本人に選ばせて僕たち夫婦が払っている。そして弟の誕生日会の時は兄が、兄の誕生日の時は弟がそれぞれ一部を負担する。そんな習慣が定着して何年になるだろう。父の日はずっと妻が僕の好きな料理をつくってくれていたのだけれど、それでは妻の負担が大きすぎるということで今回からレストランでの食事会になった。

ロイヤルホストにしたのは、「ジョブチューン」という番組でロイヤルホストの人気メニューが一流シェフの審査を受けるという番組をみたから。「パーフェクト合格」メニューをそれぞれが頼んで、サラダはシェア。そしてななんと審査員からボロクソに言われて不合格になったパンケーキをデザートに頼んで3人でシェアした(普通はジョブチューンで不合格になるとそのメニューは消えるのだが、実はパンケーキはロイヤルホストの伝統的なメニューで、不合格後に「審査員はどこを見てんだ!!」と大炎上したらしく、そのまま残っていた)。

「父の日の外食」は本当に久しぶりだった・・・そんなことを考えているうちに支払いも終わり、帰宅の途に。

「何か、今日は特別おいしかったね」と妻。

こういうのはお金の問題じゃない、と心から思った。
実に美味しくて、楽しくて、温かくて、そしてうれしい食事会でした。

nowkore.net