金融翻訳者の日記

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

「個食専門店」の可能性

会食がまずいんだよね。だったら、たとえば午後7時以降は「個食専門店」にしたらどうだろう?具体的には

①席はお客様ではなく店が指定する。複数のお客様には、バラバラに座ってもらう。
②食事中は注文以外の会話を原則禁止。
③店内は静かに過ごせる音楽を流すか、スマホを通じてジャンルを選べる音楽を聴ける環境を整える。
④同じ意味でインターネット接続環境を整えてスマホでチャットをできる環境をつくる。

というセッティングにするのだ。改装費もほとんどかからないだろう。ある時間帯から「個食専門店」に切り替えるのなら、テーブルを並べ替えたり透明な仕切りをすこし増やすだけで済む。すると、こんなことが考えられないだろうか・・・

(a)独り暮らしが増えている昨今、そもそもの孤食ニーズはあるはずだ。毎日疲れて帰宅してから料理をつくったり冷凍食品を「チン」して食べたりするのではなく、たまには外食したい、今日はまっすぐ家に帰りたくないなあ・・・でも一人では・・・という思いを抱えている人もいるだろう。
(b)いつも同僚たちとワイワイがやがやというのではなく、実は一人で食事をしたい人、あるいはたまには独りで静かに食事をしたりお酒を飲んだりしたいという人も意外といるのではないか。
(c)フレンチやイタリアン、焼き肉など「一人では入りにくい」お店が「一人でしか入れません」となったら、意外なニーズが掘り起こせるかも知れない。

(d)二人以上の会食より、回転率は間違いなく上がるはず。4人の会食だって2時間もあれば十分だ。一人なら飲んで食べて1時間半もあればおつりがくるのでは?
(e)こういうアイデアはどうだろう?
i)[サクサクお食事コース]仕事帰りにしっかりと食事してから帰りたいお客様向け:制限時間30分。予約不可。「次のメニューからお選びください」と早めにできるメニューを提示。
ii)[ゆったりディナーコース]アルコールも楽しみながらゆったり食事を堪能するコース:制限時間1時間、席のみ予約可。食事はどのメニューを選んでもよいが[サクサクお食事]メニューを選ぶ場合は2品以上。
iii)[飲み放題コース]飲み放題を頼んだ場合にゆっくりお酒も楽しみながら食事を堪能するコース。制限時間1時間30分。予約可。食事はどのメニューを選んでもよいが[サクサクお食事]メニューを選ぶ場合は2品以上。
(f)「これ、3テーブル向こうのお向かいの男性(or女性)から一杯だそうです」というオファーとお礼のチャットがきっかけでロマンスが生まれるかも。

あたかも集団感染の温床であるかのように昨年あれほど騒がれていたパチンコ店で、クラスターが起きたという話は聞かない。満員電車でクラスターが発生したという話も聞かない。映画館もそう。検索しても出てこない(以上は情報が隠されていないという前提である)。以上から何が言えるのか?

お客さんが黙っている限り、さらに同じ方向に黙って何かをしている限りは感染は極めて低く抑えられるということではないか(検証はいるだろうが)。

友達どうしで入店しても、個別に食事をしながらスマホでチャットする。

外食産業の経営者の皆様、こういう店の可能性をお考えになってみればいかがか(もう考えていだろうねー、当然)。「え、開いている店名を公表?どうぞどうぞ、宣伝になりますから」ってな世界が実現できるかも。