金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

国と地方自治体は本当に考えているのかな(経済を回しながら感染を抑えるには・・・)

経済を回しながら感染を抑える現実的な対策は、「行動するなら、マスクして、黙って、お一人で!」ということではないかな。
だって、パチンコ屋、映画館、深夜バーでクラスターが発生した事例はほとんどないんじゃないの?
問題が起きているのは、大半が「会食」に関わる場なのではないだろうか?

Go toを止めるか止めないか、何時になったら閉めるとか閉めないとかいう切り口で考えるのではなくて、たとえば
「二人以上の対面での外食を禁止する(複数で入店しても別々の席またはシェルターで仕切られた隣の席に座ることを義務づける」とか、
「会食や複数人での会話、人と人との接触を誘発する業態やサービス形態は時間帯を問わず禁止」(いずれも違反したら業者、利用者共に罰則)という分かりやすい指針の方が効く。

劇場版「鬼滅の刃」で、座席100%にしてクラスター発生したか?もししていないのならば、「二人でも、同じ向きに座ってマスクして黙っていれば、ソーシャルディスタンスを保つ必要がない」ということじゃないの?

そのように考えると、営業自粛しなくてもよい業界/業態はいくらでもあるし、業者側もサービス提供を続けるために知恵を絞る余地がいくらでも出てくるような気がする。

要するにだ、感染を抑えて経済を回す知恵出しが足りないんじゃないの?国も地方自治体も。そう思ってしまう。