金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

それぞれの人生を背負う

昨日は午前中仕事の後、隣駅にあるSというショッピングセンターに行き、そこのユニクロで色々買う。私のものを買ってくれると言うのですが、私は自分の着る物に関心がないので、妻が「次、これ」「はい、これ」というのを言われるがままに着るわけで、専らモデル、いや着せ替え人形をさせられている感じでした。

夕方から高校時代の友人5人と飲み会。このメンバーとは6年ぶり。「6年」って微妙な期間で、見栄えは前とあまり変わってないのに、その間に離婚した人、職を変えた人、手術をした人、大病にかかった人とそれぞれ何かあってビックリする。当時の仲間のうち一人は病気で亡くなっている。こういう会にはつきものの「あいつは何してる、どうしてる」「先生は・・・」てな話で2時間たち、信濃町の駅で別れる時に、「何かさ~、ここにいるそれぞれ、人生背負っている感じだよね-」と言ったら、そんなことは当たり前のことなのに皆一様にうなずいていた。何かそういうことをすごく感じた。

行き帰りの電車で『考古学崩壊』を読む。例の捏造発掘を最初に告発し学界に相手にされなかった方の本。大変興味深いのだがやや専門的に偏り過ぎるのが素人にはキツイ。