金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

散歩のコースを変える:ほしい物が手に入りにくかった頃(1)(2020年4月13日)

昨日から、散歩のコースを意識的に変えることにしました。

我が家から(直線距離)1キロ以内にある比較的大きな薬局5軒(マルエツの2階、マツモトキヨシ、クスリの福太郎、あけぼの薬局と地元の薬局)を回ってマスクやアルコール除菌ティッシュ等の在庫を見ることにしたのだ。
元々散歩する習慣はあったが、朝だけマルエツの開店後にした以外は、ほぼいつもの通りのスケジュール(1日1回~3回:仕事の忙しさ具合によって異なります)で行っている普段の散歩のついでに回ってみるのです。勿論「ダメ元」。散歩は。「偶然何かが見つかればラッキー」という乗りです。
1日目は完全に空振りだったが、本日はすぐに成果が出た。

家を出たのが17時30分。マツモトキヨシとクスリの福太郎には何もなく、ぶらぶら駅向こうのあけぼの薬局に行くと、な~んとなく早歩きの人々の流れが(とはいえ行列ではない)。「もしや・・・」と思い店内に入ると、お店の人が「お一人様1個です」とニコニコしながらマスクを配っているではないか!
お会計で「歩き回ってみるもんだなあ」というと会計担当の女性が「よかったですねぇ」。
気分良く帰宅の途に。途中でマルエツに寄って2階へ。ダメ元で前回「アルコールティッシュ」のあったMeetsは空振り。マルエツの薬局は・・・な、なんと「アルコール製ジェル(お一人様1個)」が!家に電話すると「お父さん大ヒット!買ってきてぇ~」と興奮の声。
2件でマスクとアルコール製ジェル。これはもう誰にも文句をいわせないぞと500ml と350mlのビールとつまみも買って凱旋帰宅である。
「お父さん、大々大ヒットよ。花束より嬉しいわ。ありがと~!!」
「おお、まあな」
ここで解説しておきますと、①実は今日は結婚記念日(34年たちました)だった。②妻は私が花束を買ってきてくれると期待していた、③私はそのこと(花束を買うこと)をすっかり忘れていた、④しかし大ヒットを飛ばしたので、妻の心はそっちに向かって私は救われた。
というわけである。
とはいえ、さすがに500mlのビールを飲み終わって(先に大きい方を飲まないと心配なのだ)、350mlを冷蔵庫から出したところで「お父さん、調子に乗るのは止めてください」「は~い」
男は引き時が肝心と思った次第である。