金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

嫌われる理由(2019年3月12日)

「いいか~、このシーンを見ろ。安藤サクラがやや猫背になっているだろ」「ホントだね」
「ここに60歳という年齢をさりげなく出してるんだ。立ち居振る舞いの一つ一つに『60歳』が出てるだろ?しかもこの髪のネット。この年齢の女性は寝る前にこれをつけてたんだ。確かにおばあちゃんはそうだった」「なるほどー」
「そして、今度は松下奈緒だ。シャキッとしてるよな?どこからどう見ても安藤サクラの方がズッと老けて見えるだろ?」「確かに」
「ドラマの設定では松下奈緒安藤サクラの姉貴なんだぞ。なのにこの若さ!要潤もおんなじ。小学高学年の孫までいるのに、どうみても40代」「そうだねー」
「・・・ここに安藤サクラ松下奈緒の演技の差が出てるのさ。松下奈緒は所詮お飾りの美人女優。要潤はイケメン俳優。安藤サクラは演技で飯食ってんだ。格が違うんだよ~二人は」

・・・と話してたら、

「お父さん、それぜーんぶアタシが教えてあげたことじゃん(そうだったかなー)。あなたってホントに、そうやって他人からの聞きかじりを、さも自分が前から知っていたように、上から目線で話すのよねー。あなたそれお友だちにしたら嫌われるよ!」
「・・・」