金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

スポーツ強豪校に子どもが入るということ(番外篇②)(2014年3月4日)

今朝の朝食時。

「いや~昨日は勉強したなあ。10時間はやったんじゃないか。11時間ぐらいかなあ」

「お前、ちょうどお父さんよりも1時間ほど遅く起きてるからそんなにやってるはずないよ。トイレだっていくだろ」
「食事は全部30分以内で、トイレでも勉強した」

次男の高校は一昨日が卒業式で昨日が振替休日。明後日から期末試験なので珍しく(?)部活が休みになった。平日は5時半起きで6時半に家を出て朝練40分。放課後は4時間~4時間半練習して帰宅が9時過ぎる日々を過ごしている次男は、平日の自宅学習時間はゼロだ(最近は5時に起きて30分勉強するようになった)。

その反動で、たまに休みがあると鬼のように勉強する。

次男のクラスはいわゆる「お勉強クラス」なので、運動部に属している数人以外はほぼ全員が塾/予備校に通っている。だからクラス内の雰囲気は「受験勉強の雰囲気ムンムン」なのだ(ただ、2番手校だからなのか、ギスギスした雰囲気は全然ないとのこと)。自宅学習ができない分休み時間に勉強していてもクラスの友だちから冷やかされることも一切ない。むしろ(卓球部は大変だなと)気を遣ってもらっているらしい。

一方卓球部(いわゆる「強化部」というやつです)は、恐らく次男以外は全員卓球で大学に行く。つまり勉強の雰囲気は文字通り「ゼロ」なのだ(ちなみにキャプテンのI君も同じクラスだが彼は全日本出たので恐らく卓球を選ぶだろうとのこと)。

次男は毎日この大きな文化格差の中を行きつ戻りつしているわけです。

「あ~もう時間がない」「期末まであと2日だもんな」
「いや受験まであとたった1年」

この意気込みが続いてくれることを祈る。

・・・なーんて雑談をしながら昨晩の牡蠣フライを電子レンジでチンしようとしてたら妻に見つかる。

「あ~お父さん朝っぱらからこんなの食べちゃだめじゃん!!!!」
「あ、これはH(次男)の分で・・・」「4個も食べるわけ?」
「・・・いや、2個ずつで・・・」

「Hはともかく、お父さんが朝っぱらからこんなもの食べちゃダメじゃん!」
「す、スミマセン」と2個を大皿に戻そうとしたら・・・

「お父さん、僕牡蠣フライ食べたいなんて言ってないよ」
「な、・・・なぬ!?」(そうだったかも)

「大体さ、朝からそんな脂っこいもの食べたら身体に悪いだろ」

・・・かくして次男にかこつけて牡蠣フライを食べる作戦は失敗に終わったのである。

・・・というわけで本日も皆さんにとって素晴らしい1日となりますように!!