金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

在宅勤務手当

息子の会社で、ようやく在宅勤務手当が出ることになった。10月から月額2万円だそうです。高いんだか安いんだか・・・。何しろ入社以来ほとんど会社に出たことがないため定期代は元々支給されておらず、交通費は実費精算ということになっている。だがいちいち請求はしていないらしい。

「はい、それは全額ウチね」と言ったらギョッとしやがった。

「お父さん、僕下宿代払ってるよねー。それでも全額払わなきゃダメ?」

「お前ナー、下宿代(食費込みの)は在宅だろうが出勤だろうが払うんだよ。加えて、昨年4月からずーーーーーーっと家で働いている電気代とか水道代とかガス代とかトイレ代とか乗っかるのは当たり前だろこら」

「それと通信費・・・あ、そうだ。スマホ代も学生時代からウチ持ち、というか、まだお母さんの口座から引き落とされてんじゃネーの?」「あ、バレた?」

なんで我が家で一番金回りのいい奴(下宿代以外は全額自分のもの。しかも時たま買う書籍代と卓球用品以外には使う用途なし。飲み会はほとんどなし。加えて残業ガンガンあり)に一番金回りの悪い俺様(決まったおこずかいなし。必要な時だけ、相方の顔色を伺い、タイミングを見計らってお伺いを立てる)が説教しなきゃならんのかと内心忸怩たる思いである。